自分自身のことや、家族・人間関係のことで悩んでいますか?
人生で最悪の状態だと思いますか?
過去の幸福な時、あるいは失敗を今でも思い出しますか?
もしそうだとしたら、今あなたは、一枚の切符を手にしています。その切符には、こう書かれているはずです。
“人間的成長への切符”
人をよりよく理解するには、まず自分を良く知ることです。
『自分の事は自分がよくわかっている』と、思いますか?
医者も自分の体は手術できません。また自分の顔も自分の目で直接見えません。自分にできないことはたくさんあります。
その中に、『混沌としている自分の気持ちを整理すること』が含まれます。混沌としているのは、『自分で見えていない』部分があるから、あるいは『パズルのピースが欠けていることに気づいていない』ため、その部分が自分の死角となっているからです。その死角を探るためには、第三者からフィードバックをもらう事が大切です。重要な気づきや考えが得られるかもしれないからです。
もし、あなたが今、出口への道を見つけられないでいるとしたら、それは同じ場所を探しているからです。
自分の考えや気持ちがわかっているのに負の連鎖が堂々巡りする場合や、自分がどうしていいのか全くわからない場合は、死角(あるいはブラックホールとでもいうのでしょうか)、にはまっているのかもしれません。
『自分(達)のことは自分(達)で…』と決めてしまう前に、『自分(達)の見えていない自分』について、何らかの手を打つことによって、重要な気づきや考えが得られるかもしれません。
では、どうやって成長しますか?どうやって、出口を見つけますか? 一人で?
時間がかかりますし、最悪は 『堂々巡り』です。
堂々巡りをはじめたら、それはサポートを得なさいというサインです。
アインシュタインいわく・・・
”何事も、その問題をつくりだした同じ思考で解決することはできない”
とても身近で、頼りになるのが”友人”ですね。あとは、上司だったり、先輩だったり、恩師だったり。
では専門家の相談とどこが異なるのでしょうか?
一言でいえば、自分の経験の範囲内、通常の方法で知りえた情報の内で ”アドバイスをする”のが友人・知人。
そして、その情報の中には、正確でない内容も多々含まれています。しかし、一般の人がその情報がどれほど正確かを判断するのは困難です。従って、誤ったり、偏ったりするアドバイスをする可能性もあります。
多々ある情報の中から、専門的に信頼のある情報を精査し、それらの情報やセラピーの技術を、その人にとって最も重要だと思われる事柄に、”何らかの変化を起こすように利用する”のが専門家です。(専門家が ”変える” のではありません)
そして、重要な事柄がいったい何なのかを見極める為に使用するのが、いわゆるアセスメント(いろいろな査定)、変化を起こす為に使用するのが技術ということになります。
友人・知人への相談は、マスコミなどで放送された、不完全な情報のリピートや一般論、個人の経験をもとにした意見になりがちですが、専門家との話は、ゴール設定を設け、指向性のある話になります。
きちんとした訓練を受けた専門家は、世間話をしているように見えて、”友人に相談する”のとは異なり、自分の意見や経験を述べたり、単なるチャットをしているわけではないのです。症状別、状況別、状態別に応じて話をしているのです。ただし、ゴールの設定は、専門家が勝手に行うわけではないので、誘導尋問とは異なります。(誘導尋問とは、”本人に確認せず”に、質問する側に都合のよい、勝手なゴールや”答えの方向を決めて”、そこに向かって話をする事です。)
注)日本の専門家の中には、ゴール設定を行わず、延々と話を聞き続ける先生が多いのも事実です。多分、こういう方法の根底には、カタルシス(浄化)の概念(自分で気がつくか、話をする事によって自然に癒されていく)があるのではないかと思います。
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堂々巡りせず、出口を見つけましょう。(面接相談のページ)